自然界を見渡せば、植物が光を求めて成長するように、人間も内なる意志に導かれるように成長するメカニズムを持っています。
教育によって課題を与えることも成長の一つの手段ですが、子供たちが自らの意志で選び、チャレンジしたり学んだりすることを、そっと見守ることも教育のあり方の一つであるように思います。
他者が課題を与えて成長に導くことがアクティブな教育であるとすれば、自ら気づき学ぶことを促すことはパッシブな教育と呼べるのかもしれません。
こどものがっこうで目指しているのは、そんなパッシブな教育であり、私たちスタッフの役割は参加者が主体的に行動しやすい環境を整えることだと考えています。
目に見えるような「やった感、やってる感」はないのかもしれませんが、でも参加者の内側では何かがスクスクと伸びている、そんな時間を過ごしてもらえたら嬉しいです。
◆5つのルール
- 相手が嫌がることや傷つくことをしません。
- 相手に何かを強制する言葉を使いません。
・〜しなさい ☓
・〜してはならない ☓
・〜しなければならない ☓
・〜すべきだ ☓
・〜したほうがいいよ ○
・〜しないほうがいいよ ○
・〜やろうよ ○
・〜やめようよ ○ - 嫌な気分のときは手をあげて、周りに助けを求めましょう。
- 昼食作りと片付けは協力してやりましょう。
- 年齢性別関係なく、みんなが対等に、親しみを込めてファーストネームやニックネームで呼び合いましょう。